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イベント

tdw2012

2014/01/10

東京の秋のデザインシーンを盛り上げるデザイナーズウィーク。毎年10万人もの人を集めるデザインのメインイベントだが、この時期になると嬉しい反面、ちょっと憂鬱になるデザイナー、関係者も少なくないのではないだろうか。作品や仕事の成果を広く公開できる場としてありがたいイベントだが、「ここをこうしてみてはどうだろうか」と日頃思うことを、SHA-KEN編集部内で話しあい、提言としてランダムにリストにしてみた。何かの参考になれば幸いである。
(以下、本文)

 

  • 会場構成は、グリッド型のスクウェアなかたちよりも、会場に来て見てまわる経験そのものが楽しめるような変化や仕掛けのある会場構成にしてはどうだろうか。

 

  • 相当数の展示を短い期間に集約して見ると疲弊もするので、ある程度の長い期間展示するのもひとつの方法ではだろうか。

 

  • 参加することでのインセンティブも欲しいし、細かいことだが、入場券の半券で何度でも見られるくらいのメリットなども欲しいところ。

 

  • 今や文化が都市そのものだけから生まれでる時代ではない。東京という放射状に広がる都市の特性を活かし、会場を分散させてみてはどうだろうか。その外周に集客力のあるデザイナーを配するなど、見る人が自分のコースを編集するようなかたち、構成にする。

 

  • 来場者はすべてを見に来るという発想ではなく、来場者が「自分たちの選択で対象を選ぶ」ルートを設定することができるようにすることも一法。

 

  • コーポレートなブース、プロのブースの裏に経験の浅い若手や半アマチュアや無名作家のデザインのブースが同列にあるような構成は変えた方がよいのではないか。

 

  • そこに出展できることが誇りともいえるような選抜があってもよいだろう。そのためには、キュレーターなりコミッティーなりが出展者をもう少しセレクションの基準を厳しくして選抜するシステムがあってもよいのではないか。学生などで、出展するから作品をつくるという方向になってしまうと本末転倒ではないだろうか。参加権、参加枠が決まってルーティーン化するのは、あまりよくない。

 

  • 毎年同じ時期に開かれる恒例行事となることは、それなりの利点もあるが、長年続けて来たことで、出店者も来場者も出展がお定まりになっている傾向もある。また、日常的に興味深いさまざなイベント、展覧会なども開かれているので、それとの差別化が必要。かぶることはできる限り避けるべきだ。トリエンナーレのように間を置いて開催するものになっても良いのではないか。

 

(文責:SHA-KENシャケン編集部)